元はGL、ML、GLK、GLAと呼ばれていたSUVモデルの総称をGLに変更。さらにA、C、E、Sとグレードが細分化され「GLA」、「GLC」、「GLE」「GLS」と名称が統一された後のアッパーミドルクロスオーバー「GLE350d 4MATIC Sports」です。 外観は先代Mクラスから特徴を引き継いでおり、乗降時の目印になるステンレス製のランニングボードやリアピラーなどそれとわかるスタイリングは大きな変更なし。20インチの大径ホイールを装着し、厚みのあるスタイリングと運転時の安定感は抜群です。
インテリアはナッパレザーを利用した上質空間、ホイールベースは2,915mmで後席は大人がゆったりと過ごせる広さを確保しており、ラゲッジスペースは通常690リッター、後席を倒して最大2,010リッターと広々空間、最大時に同車種クーペよりも約300リッターアップのスペースを確保しています。そしてオプションにパノラミックスライディングルーフを装着、より解放的な空間を提供してくれます。
ナビゲーションやサウンドコントロールには使いやすくなったCOMANDシステムを搭載。さらにご自身のスマートフォンの使いやすさをすんなりとカーナビゲーションに移行できるApple CarPlay & Android Autoも装備。また、サウンドシステムにはharman / kardonの良質な音響設備をオプションで装着。
エンジンは3.0リッターV型6気筒ディーゼルターボエンジン、最高出力190kW(258PS)、最大トルク620Nm(63.2kgm)、スペックが示す通り、高い動力性能を発揮します。前提がSUVである以上、オフロードでの走破性を意識した作りではあるものの購買層の90%以上がオフロード利用しない現代、街中やオンロードでの快適性や走破性が気になります。が、そこはメルセデスのプレミアムSUV、コーナリングではナチュラルで思い通りの操舵性が味わえ、街中ではディーゼル特有のノイズも感じさせないスマートな走り、アクセルを踏めばスペック通りの力強さと安定感を発揮してくれます。
高出力で高い静寂性とエコ性能を両立させているのはメルセデスベンツの画期的な技術「Bluetec」。エンジン内部の技術改善によって有害物質の生成を最小限に抑えるだけでなく、画期的な触媒システムにより排出ガスのクリーン化を実現させています。排出ガス中にAdBlue® (尿素水溶液)を噴射し、熱反応によりアンモニアを生成させた後にSCR触媒コンバーターを通過させ、化学反応により有害な窒素酸化物のほとんどを無害な窒素と水に還元するシステムです。
そしてドライビングアシストには、センターコンソールの専用コントローラーを操作するだけで、5つのモードからドライバーが望むキャラクターに瞬時にセッティング可能な、メルセデスが「ダイナミックセレクト」と呼ぶドライビングセレクトを搭載。スロットルレスポンスとシフトスケジュールの設定が選べ、快適性や燃費を優先する走りからスポーティーなドライビングまで、自在に楽しむことができます。スポーツを選択すれば、アクセルの踏み込み量はわずかでも、加速感が大きく変わります。先述のとおり最大トルクが620Nmもありますので、標準モードでも十分の速さ。セレクト次第で加速はそこらのスポーツカー顔負け。是非とも個別設定でお好みのセッティングをお楽しみください。
安全装備には「レーダーセーフティパッケージ」を標準装備。パッケージ内容に触れ出したらキリがないほどの充実ぶりでリラックスしたドライビングを支援します。さらに安全性に加え利便性も向上させる、車両周囲の状況をモニターする360度カメラシステムや、縦列駐車と車庫入れをアシストするアクティブパーキングアシストも全車標準装備となっています。 操舵性の高さと安全装備の充実ぶりゆえに、普段はセダンやコンパクトにお乗りの方も安心して運転して楽しめる1台です。そんな万能なGLEで特別な時間の演出や週末のドライブツアーに、とお気軽にご利用ください。
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